「イタリアには有名な場所がたくさんあるけど、結局どこがおすすめ?」「イタリア旅行で絶対に外せない名所や世界遺産はどこ?」
旅行の計画中に、こんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
イタリアには、世界遺産に登録された場所はもちろん、一生に一度は自分の目で見たい街並みや絶景が満載。
この記事では、イタリアを訪れる際に見逃せない有名な場所や世界遺産の中から厳選した14の観光スポットをご紹介します。
ぜひ旅行プランに組み込んで、忘れられないイタリアの旅をお楽しみください。
▼目次▼
- イタリアに有名な場所が多いのはなぜ?3つの理由を解説!
- イタリア旅行中に絶対見たい!超有名な観光スポット14選
- イタリアの有名な場所を巡るための3つのコツ
- イタリア旅行にはAiraloのeSIMがおすすめ!
イタリアに有名な場所が多いのはなぜ?3つの理由を解説!
言わずと知れた観光大国イタリア。ガイドブックを見ていると、他のヨーロッパの国々を比べても、段違いに有名な場所が多いと感じたことはありませんか?
イタリアという国を紐解いていくと、だんだんと理由が見えてきます。
ここでは、イタリアに有名な観光地や名所が集まっている3つの理由を解説しましょう。
理由1:とにかくイタリアには世界遺産が多い!
イタリアは世界遺産の数が世界一!
なんと60もの文化遺産と自然遺産が、ユネスコに登録されています。
イタリアの世界遺産リストを見てみると、古代ローマのコロッセオや、ルネサンス期に作られたフィレンツェの歴史的建造物、さらにはベネチアを象徴するラグーンなど、誰もが知っている名所ばかり。
さらに、イタリアには文化遺産だけでなく自然遺産も多いのが特徴!
この記事でもご紹介する、ドロミテ山脈やチンクエ・テッレは、その景観や自然の造形美が世界遺産として高く評価されています。
理由2:教科書で絶対に見たことがある!歴史名所が満載
イタリアの観光地を訪れたとき、真っ先に出てくる言葉は「これ教科書で見たことある!」という感想かも?
そのくらいイタリアには歴史名所が多く、世界史の教科書に必ず登場するほど有名な場所ばかりなのです。
なかでも、古代ローマ時代の遺跡は、イタリアの歴史名所の代表格。
壮大なスケールでたたずむローマの「コロッセオ」、火山の大噴火によって一瞬にして灰に埋もれてしまった悲劇の古代都市「ポンペイ」など、有名な場所が数多くあります。
理由3:誰もが知ってるあのブランドも?ファッションの聖地
イタリアは、ファッションの聖地としても有名。超有名なラグジュアリーブランドを数多く輩出しています。
グッチ、プラダ、アルマーニなどは、すべてイタリア生まれのブランドだってご存知でしたか?
特に、ミラノはファッションの発信地として強い影響力があり、三大ファッションウィークの一つに数えられる「ミラノファッションウィーク」が毎年開催されています。
イタリア老舗ブランドの本店は、ある種の観光名所となっていて、世界中の服好きが集まりショッピングを楽しんでいます。
イタリア旅行中に絶対見たい!超有名な観光スポット14選
イタリア旅行に絶対に組み込みたい、14の有名な観光名所をご紹介します。
「場所の名前は聞いたことはあるけど、実際にはどんなところ?」という疑問を一緒に解決しましょう。
1. ミラノ大聖堂(ドゥオーモ)
Unsplash
ミラノのドゥオーモ(大聖堂)は、イタリアを代表するゴシック建築です。
ミラノのシンボル、イタリアの有名な場所の一つとして知られ、世界遺産にも登録されています。
1386年に建設が始まり、完成までに約600年を要した大傑作!
一説によると、なかなか完成しないことにしびれを切らしたナポレオン・ボナパルト(そうあのナポレオンです!)が、結構強めにフォローアップしたとか……。
ちなみに、1805年にナポレオンがイタリア国王になった際、戴冠式が行われたのもこのドゥオーモなんですよ!
ドゥオーモの外観は白い大理石で装飾され、尖塔の数は135本に及びます。
サイズは全長158m、幅92m、高さ108mと圧巻で、世界最大級のゴシック建築です。
特に、屋上に登るとミラノ市街を一望できる絶景が広がり、天気の良い日にはアルプス山脈も見渡せます。
ドゥオーモ内部も見所が多く、特にステンドグラスや彫刻はの数々に開いた口が塞がらないかもしれません。
ミラノは「ファッションの街」としても有名ですが、ドゥオーモはその中心的存在として、おしゃれな街並みを演出しています。
ミラノの見どころ
- ミラノ市内を一応できる屋上テラス(晴れた日にはアルプス山脈が見えるとか!)
- 14世紀に作られた美しいステンドグラスにうっとり
- ファッションの聖地でショッピングを楽しめる
2. 青の洞窟(カプリ島)
日本でも特集が組まれるほど人気の「青の洞窟(Grotta Azzura)」。
ほんの小さな洞窟なのですが、イタリアで最も神秘的な絶景が見られる有名な場所なんです!
カプリ島の港から、1時間弱で到着するこの洞窟は、「一生に一度でいいから見たい」とまで評されるイタリアの名所です。
もともとこの洞窟は、地盤沈下によってできた小さな窪み。洞窟の入口も海面すれすれです。
「青の洞窟」の名の由来は、自然が生み出したその神秘の光景にあります。
太陽の光が透き通った水の中で反射すると、洞窟はたちまち幻想の世界に様変わり。
淡く青い光に包まれ、この世のものとは思えないに神秘的な景色を楽しめます。
入り口が非常に狭いので、5〜6人乗りの小さな手漕ぎボートで洞窟に入るため、まるで異世界に迷い込んだような感覚になるでしょう。
特に冬場は天候と波の関係で、入り口がふさがってしまうことも多く、絶景を観れるかどうかは神頼み……!てるてる坊主は必須です。
洞窟に入れる確率が高いのは午前中、特に朝10時ごろが最も美しいといわれています。
カプリ島も「ティレニア海の宝石」と呼ばれるほど美しい街並みが広がっており、島の魅力を存分に楽しめるスポットです。
余談ですが、カプリ島はアニメ映画『ルパン三世 カリオストロの城』の舞台モデルといわれていて、そういう意味でも日本人として外せない観光スポットでもあります。
青の洞窟の見どころ
- 洞窟が青の光に包まれる幻想的な光景に出会える
- 『ルパン三世 カリオストロの城』風の街並みを散策
3. フィレンツェ
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ルネサンスの発祥地フィレンツェは、イタリアの文化と歴史の軌跡を感じられる「芸術の都」。
ウフィツィ美術館、ヴェッキオ宮殿、ダヴィデ像など、イタリアの傑作芸術を堪能できると有名な場所です。
歴史的建造物と美しい景観が織りなすフィレンツェの街並みは、イタリアの世界遺産に登録されています。
特に、フィレンツェ大聖堂のドームは圧巻で、その建築技術は当時としては革新的でした。
それまでは木製仮枠を使ってドームを支える建築様式が一般的でしたが、フィレンツェ大聖堂は内径43メートルと、当時の基準では超巨大。
木製枠を作るには膨大な木材が必要ということで、仮枠なしでドームを建設する独自の二重構造を考案したのです。
多くの建築家や職人が携わり、試行錯誤を繰り返し、やっと完成したのは、着工から140年以上たった1436年でした。
こんな建設裏話を思い出しながらフィレンツェを観光してみると、また違った感動があるかもしれません。
フィレンツェの見どころ
- フィレンツェ大聖堂のドームには140年の秘話が……!
- イタリア芸術の最高傑作をこの目で鑑賞できる
- 「芸術の都」の雰囲気を味わえる
4. チンクエテッレ
Unplash
チンクエテッレは、リグーリア海岸沿いに位置する美しい5つの村を指します。
- モンテロッソ・アル・マーレ
- ヴェルナッツァ
- コルニリア
- マナローラ
- リオマッジョーレ
「チンクエテッレ」とは、イタリア語で「5つの村」の意味。
断崖絶壁に張り付くように建てられたカラフルな家々が特徴で、特に海からの見える街並みは圧巻です。
チンクエテッレの村は、11世紀ごろから独自の文化と伝統を築いてきたというから驚き!
彼らの生活スタイルを一言で表すとすれば、自然との共存。
急斜面に作られた段々畑でブドウ栽培を行い、「シャケトラ」と呼ばれる特産ワインを造っています。
伝統的な製法によって造られるワインは、唯一無二の香りと風味が特徴で、高級ワインとして市場に出回っているんですよ!
美しい景観とこうした持続可能な生活様式が高く評価され、イタリアでは有名な世界遺産として知られています。
チンクエテッレの見どころ
- 思わず写真を撮りたくなる断崖絶壁のカラフルな家々
- 急斜面に作られたユニークな段々畑
- 地元の白ワイン「シャケトラ」を楽しめる
5. ナポリ
「ナポリを見てから死ね」
ゲーテにこんな物騒な格言まで残させたナポリは、イタリア旅行には外せない名所の一つ。
ナポリ湾とヴェスヴィオス火山に囲まれた風光明媚な街並みが魅力です。
特にポジリポの丘から臨むパノラマビューは息を呑むほどの美しさ!
歴史地区はイタリアの世界遺産にも登録されており、シンプルに見どころがありすぎる都市なのです。
海岸沿いを歩いていると、「ゲーテ!その気持ちわかるよ!!」と思わず叫びたくなるかも。
さらに、ピザ発祥の地として有名なナポリ。イタリアのグルメを堪能したい方にもおすすめです。
本場のナポリ風ピザは、厚さと香ばしさが段違い!
食、歴史、自然と一度で三度もおいしいナポリ。ゲーテの言うとおり、死ぬ前に必ず見ましょう。
ナポリの見どころ
- ナポリ湾とヴェスヴィオス火山が織りなす美しい景観
- 世界遺産に登録されている歴史地区を散策
- 本場のナポリビザを堪能できる
6. ベネチア
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ベネチアは「水の都」として知られる、イタリアきっての観光名所。
運河に囲まれた街並みには独特の風情があり、ゴンドラに乗って移動するのがベネチア観光の醍醐味です。
特にサン・マルコ広場やリアルト橋は、イタリアの世界遺産にも登録されている必見スポット!
大理石造りのサン・マルコ広場は「世界一美しい広場」とも称され、夜のライトアップはため息が出るほど美しい……!
その比類ない景観から映画のロケ地になることも少なくありません。
有名どころでいうと『007 カジノ・ロワイヤル』や『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』などの映画の舞台として使われました。
映画ファンの方は聖地巡りとしても楽しめるでしょう。
また、ベネチアといえばベネチアンガラスを想像する方も多いのでは?
ガラス細工やマスクの製作が有名なので、イタリア旅行の際には地元の工芸品を手に撮ってみてください。
ベネチアの見どころ
- ゴンドラに乗って優雅に観光できる
- 運河から見る景色は圧巻!
- 有名なベネチア土産が買える
7. アマルフィ海岸
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アマルフィ海岸は、イタリア南部カンパーニャ州に位置する絶景スポットです。
1997年にユネスコ世界遺産に登録され、イタリアでは特に有名な場所の一つに数えられています。
映画『アマルフィ 女神の報酬』や最近では『イコライザー THE FINAL』の舞台にもなり、一躍日本でも有名になりました。
アマルフィの最大の魅力といえば、断崖絶壁に立つカラフルな家々と、青く澄んだ海とのコントラストが織りなす息を呑むような美しさ!
まさに「地中海の楽園」と呼ぶにふさわしい景色が一面に広がっています。
その自然美や絶景が注目されがちなアマルフィですが、歴史的にも興味深い地域なのをご存知でしたか?
アマルフィは中世、ベネチア、ジェノヴァ、ピサと並ぶ海洋国家として栄えました。
活発な地中海貿易のおかげで国は豊かだったといわれています。
ヨーロッパで初めて羅針盤を使った、中国から製紙技術を取り入れたなどのエピソードがあり、当時のアマルフィがいかに潤っていたかがわかりますね。
現在でもその頃の面影を感じられる名所が多く残っており、文化や歴史を知る旅としてもおすすめです。
特に、9世紀に建てられたアマルフィ大聖堂は、当時でも珍しいアラブ=ノルマン様式とバロック様式が融合した独特の外観を誇ります。
貿易国家らしい、文化の交わりを肌で感じられる街並みをお楽しみください。
アマルフィ海岸を訪れる際は、余裕をもって2〜3時間は確保しておくとよいでしょう。
なぜなら、この地域は山腹に小さな町が点在しており、それぞれの町を巡るためにはやや移動時間がかかります。
特に夏季は観光客で非常に混雑するため、できれば春や秋のイタリア旅行がおすすめです。
地元のリモンチェッロ(レモン味のリキュール)はさっぱりしていて飲みやすく、魚介料理との相性も抜群!
ぜひアマルフィを訪れる際は、お土産に買ってみてください。
アマルフィの見どころ
- 映画の舞台としても有名!カラフルな家々と紺碧の海の絶景スポット
- 独自の文化が栄えた古い街並みが楽しめる
- 地元の名産リモンチェッロが美味しい
8. シエナ
イタリアで最も美しい中世の広場があることで知られるシエナは、歴史、文化、建築の素晴らしさにあふれた都市です。歴史地区の狭い石畳の道を散策し、ゴシック様式の傑作であるシエナ大聖堂に感嘆し、カンポ広場で開催されるスリル満点の競馬パリオを観戦しましょう。
シエナは、中世の街並みが色濃く残るイタリアの名所です。
中世ヨーロッパの歴史がお好きな方は、絶対に外せないスポットでしょう。
特に、シエナのシンボルである「カンポ広場」は、その圧倒的な景観と綿密に計算された設計で、イタリアの世界遺産にも登録されています。
毎年7月と8月には、カンポ広場で「パリオ」という競馬レースが開催され、多くの観光客がパリオ目当てでシエナを訪れるとか。
シエナの赤レンガの建物群や、ゴシック様式の大聖堂「シエナ大聖堂」など、散策しているだけでイタリアの伝統的な街並みが広がります。
かつては金融街として栄えたシエナ。街全体にどこか上品な雰囲気が漂っていて、イタリアの中でも治安がよいエリアともいわれています。
シエナを訪れる際には、有名な地元料理「パネフォルテ」というケーキをぜひお試しあれ!
ドライフルーツやナッツが贅沢に使われていて、お腹が膨れること間違いなし!
シエナの見どころ
- 中世イタリアの街並みが残る歴史地区
- 治安がよく観光しやすい
- 地元のケーキ「パネフォルテ」がおすすめ
9. トスカーナ
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都市の喧騒に疲れたら、美しい田園風景が広がる名所トスカーナがおすすめ。
なだらかな丘陵地帯に高く伸びる糸杉に代表されるトスカーナの有名な田園風景は、まるで絵画のよう。
古くから芸術家たちにインスピレーションを与え、数多くの絵画や文学の題材として取り上げられてきました。
特に「トスカーナの宝石」と称されるオルチャ渓谷では、朝日や夕陽が絶景。その自然美から、イタリアの世界遺産にも登録されています。
絶景スポット巡りをしたい方には、レンタカーでのドライブがおすすめです。
というのも、これらのポイントは大きな県道から外れており、車を路肩に停めて少し歩いたり、舗装されていない道を進んだりする必要があります。
車窓から見える緑の大地も格別ですよ!
もっとディープな旅を楽しみたい場合は、「アグリツーリズモ」と呼ばれる民宿に泊まるのもおすすめ。
地元の農家のお家に滞在すれば、リアルなトスカーナの田園生活を体験できます。
また、ワインがお好きな方にとっては、「キャンティワイン」の生産地としてトスカーナの名前を聞いたことがあるかもしれません。
なだらかな丘には一面のブドウ畑が広がり、キャンティやブルネッロ・ディ・モンタルチーノなど、世界的に有名なワインの産地としても知られています。
地元の市場で新鮮な野菜を買ったり、ワイナリーで試飲を楽しんだりと、トスカーナならではの体験が満載です!
トスカーナの見どころ
- 絵に描いたような美しい田園地帯
- トスカーナ産ワインを堪能できる
- アグリツーリズモで実際に田園生活を体験
10. ドロミテ山脈
ドロミテ山脈は、イタリア北部に位置する山岳地帯です。
壮大なスケールの絶景が広がり、「地上の楽園」とも呼ばれています。
ドロミテ山脈は、かつては海の底だった場所が、地殻変動で隆起してできたというからびっくり!
そこから氷河によって徐々に侵食され、現在の垂直に切り立った岩壁や尖塔状の岩峰が生まれたというわけです。
他に類を見ない独特な景観から、2009年にイタリアの世界遺産にも登録されました。
ドロミテ山脈は、季節によってさまざまな楽しみ方があるのも魅力。
夏はハイキングや登山、マウンテンバイクなどのアウトドアアクティビティ。
冬になると、世界有数のスキーリゾートとして賑わい、ドロミティ・スーパースキーと呼ばれる広大なスキー場が開かれます。
とにかく広大な山脈なので、ドロミテを観光する際にはたっぷりと時間にゆとりを持ちましょう。
また、高山地帯なので天候の変化が激しい点にも注意が必要です。雨具や防寒着などの装備は必ず用意してください。
余談ですが、映画『スター・ウォーズ エピソード2』のロケ地としても使われています。
スターウォーズ風の写真撮影も面白いかもしれません!
ドロミテ山脈の見どころ
- とにかくスケールのでかい絶景が見れる
- 季節によってハイキングやスキーなどが楽しめる
- スターウォーズファン必見のロケ地!
11. シチリア海岸
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シチリアは地中海最大の島で、その美しい海岸線は間違いなくイタリアの名所。
エトナ山を望む絶景や、エメラルドグリーンの海、白砂のビーチは、イタリアの有名リゾート地として不動の人気を誇ります。
タオルミーナという高級リゾート地から望む地中海は、まさに絶景です。
島という地理的特徴から、長い歴史の中でシチリアは、ギリシャ、ローマ、アラブ、ノルマン、スペインなど、様々な文明の影響を受けてきました。
そのため、どこか異国情緒あふれる街並みを楽しめるのも魅力の一つ。
たとえば、パレルモ近郊のモンレアーレ大聖堂では、ビザンティン様式とアラブ様式が融合した独特の建築美をご覧いただけます。
シチリア旅行のピークシーズンはもちろん夏。6月〜8月は観光客で大賑わいですが、その分混雑がひどく、暑くて観光しにくいかもしれません。
春(4月〜5月)や秋(9月〜10月)は、比較的過ごしやすい気候なのでおすすめ。
シチリアでは、海の幸を味わうこともお忘れなく!新鮮なシーフードやカポナータなど、地中海料理にぜひ舌鼓を打ってください。
シチリアワインと一緒に楽しむのが地元流です!
シチリアの見どころ
- 地中海随一の絶景が広がる
- さまざまな文明の名残を感じられる街並み
- 海鮮料理とワインがおすすめ
12. ウンブリア
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「イタリアの緑の心臓」とも称されるウンブリアは、イタリア中部の緑豊かな名所です。
古代ローマ時代の遺跡や中世の城が点在しており、より静かでオーセンティックなイタリア旅行をお求めの方には特におすすめ。
特に、アッシジという町は、聖フランチェスコの生誕地であり、イタリアの世界遺産にも登録されています。
清貧・貞潔・奉仕を守った聖フランチェスコは、今でもイタリアで聖人として崇められており、今でも静寂と瞑想を求めてアッシジを訪れる人も少なくありません。
13世紀に建てられたといわれる聖フランチェスコ大聖堂は、ジョットによって描かれたフレスコ画で有名です。
ウンブリアでは、エトルリアから古代ローマ、中世を経て現代に至るまでの、文化と歴史の重なりを随所に感じられるでしょう。
ウンブリア産の黒トリュフやオリーブオイルも有名なので、地元の郷土料理を味わうのも忘れずに!
ウンブリアの見どころ
- 緑豊か&静かで落ち着いた観光が楽しめる
- 宗教的中心地としての荘厳な雰囲気
- 絶品黒トリュフをご賞味あれ!
13. トレビの泉(ローマ)
トレビの泉は、誰もが知っているイタリアを象徴する人気スポット。
このバロック様式の噴水は、イタリアで最も有名な場所の一つといっても過言ではありません。
トレビの泉には、後ろ向きにコインを投げ入れると再びローマに帰ってくることがという言い伝えが……!
噴水に向かって、観光客が一心不乱にコインを投げているのには、そんな理由があったんですね。
トレビの泉があるローマの歴史地区は、イタリアの世界遺産にも登録されていています。
夜にライトアップされたトレビの泉は一段と幻想的。夜の散策が特におすすめです。
映画『ローマの休日』で、オードリー・ヘッププバーン演じるアン王女がトレビの泉を訪れるシーンは、今で映画史に残る名シーンとして語り継がれています。
ちなみに、1日にトレビの泉に投げ込まれるコインの金額は、3,000ユーロ(40万円以上)だとか……!
⇨関連記事:『イタリアといえば?観光が楽しくなる面白い豆知識17選』
トレビの泉の見どころ
- バロック様式の傑作
- イタリア随一の人気スポット
- コインを投げるといいことが……?!
14. 神殿の谷
シチリアのアグリジェントの町近くにある「神殿の谷」は、イタリアの世界遺産にも登録されている考古学遺跡です。
神殿の谷は、なんと紀元前6世紀から5世紀にかけて建設されたとされていて、古代ギリシャ文明の栄華を今に伝える貴重な遺産として、多くの歴史家から熱い視線を浴びています。
神殿の谷の魅力は、なんといってもその圧倒的なスケールと保存状態の良さ!
7つの神殿跡が残されており、なかでもコンコルディア神殿は古代ギリシャ建築の傑作として有名です。
紀元前5世紀に建てられたこのコンコルディア神殿。ほぼ当時のままの完全な形で残っているというから驚愕……。
発掘結果によると、この神殿はビザンティン時代に教会として使用され、その際に柱の間を塞ぐリノベーション工事が行われました。
結果的に、この “リノベ” が意図せず建物全体の補強工事の役割を果たし、地震による崩壊を防ぐことができたそうです。
歴史のロマンを感じますよね!
夜間には神殿群がライトアップされて、また違う顔を見せてくれます。
満月の夜には、特別なナイトツアーも実施されているので参加できたらラッキーかも!
トレビの泉の見どころ
- 古代ギリシャの遺跡がほぼ当時のままの姿で見れる
- 日中と夜にはまた違う雰囲気が楽しめる
- 歴史ファンにはたまらない観光スポット
イタリアの有名な場所を巡るための3つのコツ
1. 主要観光スポットは事前予約が必須
ミラノのドゥオーモやローマのコロッセオ、フィレンツェのウフィツィ美術館など、イタリアの有名な場所では、チケットが事前予約制になっていることが多いです。
特に夏の観光シーズンは中は混雑するため、お目当ての日にチケットが売り切れなんてことも……!
数週間前から公式ウェブサイトを確認して、チケットを購入しておきましょう。
今回ご紹介したローマのトレビの泉についても、ローマ氏が有料化を検討しているという噂があるので、今後の最新ニュースを確認してください。
2. 早朝や遅めの時間に訪れる
有名な観光スポットを見たいなら、朝一番や夕方以降の時間帯が狙い目。
フィレンツェのウフィツィ美術館やヴェネツィアのサン・マルコ広場などは、多くの観光客で混雑している人気観光地ですが、早朝は意外に人が少なく、ゆっくりと楽めます。
夕方や夜の散策では、イタリアの街並みがライトアップされ、昼間とまた違ったムード溢れる雰囲気を味わえるでしょう。
3. 公共交通機関や徒歩を活用する
イタリアの都市は比較的コンパクトで、徒歩や公共交通機関での移動が便利です。
複数の都市をまたいで観光したい場合は、特に鉄道の利用を検討しましょう。
高速鉄道「Frecciarossa」が走っているので、有名な都市間の移動もスムーズに行えます。
ローマやフィレンツェ、ヴェネツィアなどの歴史地区を観光する際には、面倒くさがらずに徒歩での名所巡りがおすすめ!
石畳の道が多いので、歩きやすい靴で行くのもお忘れなく。
イタリア旅行にはAiraloのeSIMがおすすめ!
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